売れるお店の秘訣【信頼と尊敬を生み出す7つのルール】後半

もりりん店長ことFOOD COSME STYLE の森です。

前回は「売れるお店の秘訣 信頼と尊敬を生み出す7つのルール前半」についてご紹介しました。

7つのルールの中から3つをご紹介しましたが、今回は「信頼と尊敬を生み出す7つのルール後半」として4つのルールをご紹介いたします。

信頼と尊敬を生み出す7つのルール(後半)

では、信頼と尊敬を生み出す7つのルールについて、さっそく⓸番目からご紹介します。

④プライベートに出来る限りの配慮をする

プライベートは仕事に反映されるのでできるだけの配慮をする

私が店長をするお店のスタッフは全員女性です。プライベートの様々なことで、不安なことがあると、仕事に集中しにくくなることがあります。

普段から表情や言動等をよく観察をしておくことが大切です。少しでも変化を感じたときは、さりげなく声をかけて早めに対処ができるといいですね。

ビジネスなので、プライベートを仕事に持ち込むことは控えたいですが、やはり一人の人間として、女性としてプライベートは大切だと考えます。

家庭の事情で心配事があると、正直仕事に力が入りませんし、上の空になりかねません。

家庭の事情等でお休みの希望があるときは極力希望通りのシフトを組み、スタッフ間でも助け合っていくことで安心感が生まれ信頼にも結び付きます。

自然災害への対応や配慮をすることも業務のうち

自然災害への対応や配慮は店長の業務のうちと捉えています。

例えば自然災害等で通勤で危険なリスクがあるときに大切なスタッフに仕事をさせたいでしょうか。

もし、大切な家族が危険リスクの高い仕事をさせられそうだったら。。それでも「仕事だから」と勤務をさせるでしょうか。

私なら耐え難い気持ちになりますし、危険なリスクがあるところに家族は行かせたくありません。

スタッフのことも家族同様に気持ちを配り極力回避するように各所に働きかけることこそが店長の役目ではないでしょうか。

一時的な売上げだけではなく、長く大きな目線で、何が大切なのかを考えるように心掛けましょう。

売上はまた後日取ればいいのです。このように対応することで、この店長は売上げだけではなく、スタッフのことを一番に考えてくれているんだということを示すことにもなり、信頼にも繋がっていきます。

信頼をできる人だからこそ、尊敬もできるようになるのではないでしょうか。

⑤「見る目」を持つ

「見る目」を持つことを意識して相手のことを見ていく

私の経験上、一緒に働くスタッフは自分の「見る目」を意識して採用に携わることをおすすめします。

「店長とスタッフ」は、実際に一緒に働いてみないとわからない部分もありますが、スタッフがいいかどうかは、少なからず宝くじを買うようなものかもしれませんが、ファーストインプレッションは当たります。 

会社の社長や、総務の人事担当が、店長不在で面接をすると失敗する事例が多いのが現実です。

なぜなら、実際に一緒に働くのは「店長」だからです。ですから、企業のかたには現場で一緒に働く上長が面接をするのがベストだとおすすめします。

店長不在で面接と採用をした場合の失敗例

ここで、「失敗例」をご紹介します。店長不在でスタッフを採用した場合のお店の雰囲気についてです。

店長が面接をしていない場合に、採用されたスタッフが万が一、お店に合わなかったとしたら、店長の業務は大変ですよね。

失敗例を未然に防ぐためにも、会社には面接に同席させてもらうようにお願いするといいでしょう。

離職率を減少させ生産性を上げる

離職率が高く職場環境が良くない場合、生産性が10%下がるというデータがあります。また、職場環境は自店だけではなく周辺のお店やスタッフからの影響も受けます(詳しくは研修でお申し込みください)

信頼と尊敬は、何の努力もなく、自然に湧いてくるようなものではありません。店長は、生産性を上げるための信頼と尊敬が生まれやすい環境作りをしていくことが大切です。

スタッフの離職率が高くなり、店長としての管理能力のなさを会社から指摘されないように店長が、スタッフの面接を担当することが大事です。

そこまで心を配っても退職する場合もあります。様々な理由があり、退職する場合には、またそのスタッフがお店のファンとなってくれるように気持ちよく送り出してあげましょう。

「今日のスタッフ」は「明日のお客様」なのです。

特別扱いをする

確かな「見る目」を持って、採用したスタッフです。どこのお店のスタッフよりも大切にして、特別扱いをしていきましょう。

そして、人は特別扱いをされると、その人のことを好きになるのです。まずは店長が、スタッフのことを「信頼」と「尊敬」を持って接していきましょう。

そうして、店長とスタッフ間で生まれた「信頼」と「尊敬」はお店の雰囲気となり、他店のスタッフからも、「このお店で働きたい」と言われる評判のお店となるのです。

このように、日頃から心を配っていくなかで、私がますます感じていることがあります。それは、私は「本当に見る目がある!」とうことです。

なぜなら、私のお店のスタッフ間には信頼と尊敬があり、チームワークも最高だからです。

⑥売上げにこだわる

誰よりも売上げにこだわっていきましょう

お店の誰よりも売上にこだわって、いつも全力で絶好調であるには、どうしたらいいのでしょうか。

売上げのこだわり方

私には独自の売上げに対するこだわり方がありますので、紹介していきますね。

・月予算について100%を目指さない
 
100%を目指すとそれ以上は売上げにくいということです。200%というと、よほどの爆発的に売れる商品等がないと厳しいですが、私は120%を目指します。
 
120%を目指すと100%は通過点になり、月予算の100%は達成しやすくなります。

・経営者の目線を持つ

私は会社員ですが、個人事業主でもあります。(会社の理解を得て、休日に個人事業主として活動しています)

経営者の目線でお店を見ると、すべてにおいて、お店の「店長」以上の力が発揮できます。

また、会社員であれば、会社の経費で様々なことにチャレンジできるのです。

事業をしているかたなら、わかると思いますがDMを1枚投函するのも、景品や消耗品もすべて会社の経費です。

好きなお仕事をさせてもらい、給与までもらえるなんて、「なんてありがたい」という気持ちです。(私は好きなことをお仕事にしています。) 

少し話はそれますが、社内において「伝説の店長」「「カリスマ店長」と言われるくらいの「人」を目指しましょう。

上記のことを意識しながら、売上にはとにかくこだわることです。

ポイントは 店長として「お店の誰よりも売上げにこだわっている姿勢をスタッフに見せる」ことがポイントとなります。

また、スタッフが売上げを上げるための業務をしてくれたときは誰よりも喜びましょう!

そして「たくさん売ってくれてありがとう」「すごくいい接客をありがとう」という感謝の気持ちを伝えることが大切ですよね。

では、店長の売上げへの具体的なこだわりはどのように見せていけばよいのでしょう。

⑦誰よりも商品が好き

「○○(商品名等)といえば誰よりも○○大好きな店長」と言われましょう。

私は取り扱っている商品が誰よりも大好きです。そして、その取扱い商品について、「趣味は○○です」というくらい、自他ともに認める○○好きです。

もしも、自分の働いているお店の店長が、売っている商品のことが嫌いだったらどう思いますか。(それでも、売上げがよければ店長としては業務はできていますが)

私は、好きな物しか売れないですし、好きでないものは勧められません。そして、商品もクオリティーが高く、好きなものだからこそ、よく売れるのです。

様々な人が関わって世の中に生み出された商品。需要と供給があって、その商品を必要とする人のものに届き、喜ばれる商品。

「○○(商品名等)といえば店長」と言われましょう。

商品を通して生まれるもの

商品を通して生まれるものは、お客様と販売員との接点であり、商品を売るために集まった人です。

そして、誰よりも商品に詳しく売上げのいい店長がいれば、「わからないことがあれば、店長に聞ける」となり、信頼に繋がっていきます。

自分の仕事に自信と誇りを持って働けるからこそ、相手のことも尊敬できるのではないでしょうか。

そして「人」を大切にしていくなかで「信頼」と「尊敬」は少しづつ生まれます

このブログを読んでくださっているかたのお店が、「信頼」と「尊敬」で溢れることを願っています。

前半を見られていない方は、よろしければこちらをご覧ください。

売れるお店の秘訣【信頼と尊敬を生み出す7つのルール】前半

2020/08/14

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